金はないけど卒業旅行には行きたくて借金して行った話 Keiさん 35歳
大学の卒業間際、自分には無縁だと思っていた卒業旅行に金はないけど卒業旅行には行きたい。
大学の卒業間際、自分には無縁だと思っていた卒業旅行に行くことになりました。私の所属するゼミはパッとしない、地味な男ばかりで卒業旅行なんていうガラではありませんでした。
しかし、ゼミ生で会うのもこれが最後かもしれないと、パッとしない、冴えない男連中だけで卒業旅行に行くことに急遽決まったのです。
予算は全部込みで一人10万円。
当時の私はとても払える額じゃありませんでした。親に借りるという手はありませんでした、父はいなかったし、母もけっして稼ぎのいい仕事をしていたわけじゃありませんでした。それに、春から就職してもしばらく家にいさせてもらおうと思っていたのでとても言い出せませんでした。
それに、卒業旅行に行けるほど自分が大学で充実した生活を送っていたことを、母に伝えたいという想いもありました。
しかしながら、他のゼミ生に金を借りるわけにもいかず、せっかくの旅行だけど金がないから無理だと一度は断りました。
すると、ゼミ生の一人が俺もないけど学生ローンで借りることにしたと、言うではないですか。「借金までして旅行に行くか?とてもじゃないけど、おれはそんな真似はできない。借りた金は返さなきゃならないのに、どうすんだこいつ?」と思いました。すると、彼は初任給で返せばいいじゃんと言うではないですか。
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悩みに悩んで学生ローンでお金を借りた…
彼の言うことはもっともだと思いました。
お互い就職は決まっています。4月からは新入社員としての身分です。
当然4月末には初任給がもらえるはずです。家から通わせてもらうから多少食費を入れたとしても余裕で返せる!
と、まさに取らぬ狸の皮算用です(笑)
けれども、私はかなり躊躇したのです。「借金」という行為自体に。何事も慎重居士な私なのでなかなか借金をすることができませんでした。
やっぱり卒業旅行に行きたい。母にも喜んでもらいたい。そして、友達と一緒に学生ローンに行きました。
まずはその金融会社の説明を受け、金利、手数料、返済プログラム、もし万が一返済が滞ったときの対処、私はさまざまな疑問、不安、悩みを担当者に尋ねました。
ここで、回答をごまかしたり、面倒くさがったりする業者ならやめようと思っていました。ところが、担当者は懇切丁寧に説明してくれて、それで私も安心して旅費の10万円を借りることにしました。
借りてよかった。卒業旅行に行けてよかった。後悔しなくてよかった
そして10万円を借りました。
分割にして返すこともできるとのことでしたが、4月下旬、初任給で絶対元金も金利も返してやる!と決意しました。
その前に、念願の卒業旅行に行くことができました。
就職する人、大学院に行く人、進路はそれぞれでしたが、いい旅行になったと思います。男だけと言うのもよかったと思います。もう、これっきりの付き合いだと思っていたけど、みんなで旅行してそれまでの付き合いより深い間柄になり、卒業しても連絡を取り合おうということになりました。本当に卒業旅行に行けてよかったです。
そして、借金をするという行為を社会人になる前に経験してよかったと思います。借金をすることの緊張感、責任感というものを通して、お金の価値や意味を改めて考えるいいきっかけになったのではないかと思います。
4月からの新社会人としての生活にも好影響だったと思います。俺は死に物狂いで働いてやる、絶対借金を返してやるという決意に満ちていましたし、他の新入社員の浮ついた、サークルの延長みたいなノリにも一線を引きました。
無駄な出費を押さえ、堅実な社会人として生きていく決心みたいなものを持つことができたと思います。そして、私の当初の決意通り、初任給で無事、一括返済したのでした。
管理人より
keiさんは苦学生(もう今は言わないか?)でずっとアルバイトをしていたそうです。
なので問題なくお金を借りられたと思うのですが、それよりもkeiさんが行かれた卒業旅行は10万円以上の価値があったと思います。
実際、keiさんもそうおっしゃってました。
前のページでも書いたのですが、学生の間でしか経験できない、行けない旅行・留学があります!
なので、そのチャンスを学生ローンで掴めるなら検討することをオススメします。
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